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著者 ハルオ(プロフィール)公開日 2026年10月10日最終更新 2026年10月13日

現時点の仕様

付録(4ページ中4ページ目)

全部は読みません。「経営者が知っておくこと」の印だけを拾い、残りは設定する人に渡します。

本ガイドの各ページが前提にしているツールの仕様を、分野別に集めた付録です。内容は2026年9月時点のもので、各項目に出典(公式ドキュメント)へのリンクを付けています。

結論
  • 経営者は「経営者が知っておくこと」の印がある項目だけを拾い読みすれば足ります。
  • 「設定する人向け」の項目は、導入を任された社員か外部の委託先に、このページのリンクごと渡してください。
  • 最初に見る分野は、許可と安全の仕組み、AIに渡る情報と、残る記録、料金と上限の3つです。
  • ツールの仕様は変わります。食い違ったら、各項目の出典にある Anthropic や OpenAI の公式ドキュメントを優先してください。

このページの読み方

各項目の先頭に、次のどちらかの印を付けています。

経営者が知っておくこと
AIに何を任せるか、いくら払うか、何が外部に出るかを決めるために要る事柄です。
設定する人向け
設定の置き場所や細かい条件です。経営者は読まずに、導入を任された社員か委託先に渡してかまいません。

全 82 件、うち経営者向け 38 件

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このページ全体に出てくる言葉

くわしくは用語一覧にあります。

Claude Code
PCの中のファイルを読み書きしながら仕事を進める、Anthropic のAIエージェント。
CLAUDE.md
人が書いておく、ルールを書いたファイル。セッションごとに読み込まれます。
サブエージェント
メインのセッションのAIモデルから仕事の一部を任される、補助のAIエージェント。
APIキー
プログラムからAIモデルや外部サービスを呼び出すための文字列。漏れると他人に使われます。

Claude Code 全般

経営者向けの要点

AIエージェントは1回頼むと、途中で何度も自分で操作します。チャットやセッションが学習に使われるかは、契約プランの種類と設定で決まります。見積書や顧客名簿を任せる前に、控えを取り、契約プランと設定を確かめます。

セッションとは、AIとのチャットのやりとりのまとまりで、「新規」で始めてから終えるまでが1つです。フックとは、Claude Code の決まったタイミングで自動実行される、利用者が定義した処理です。AIモデルの外にある処理なので、AIモデルの判断に関係なく毎回動きます。

この分野の言葉

スキル
手順や知識をまとめておく説明書のファイル。関係がありそうな場面でAIモデルが読み込みます。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
AIは1回の依頼の中で、何度も自分で動く
Claude Code は、必要な情報を集める、作業する、結果を確かめる、の3つの工程を行き来しながら仕事を進めます。ファイルを読む、シェルコマンドを実行するといったツールを使うたびに結果を受け取り、ツールを使わない返事を出したところで繰り返しが終わります。
気をつけること 1回頼むと、AIエージェントは途中で何度も自分で操作します。頼む前に、どこまで動いてよいかを人が決めておきます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
プラグインは、入れた人の権限で何でも実行できる
プラグイン(スキルとフックの詰め合わせ)には、スキル、フック、外部サービスとの接続などを入れて配れます。プラグインは、入れた人の権限で任意のプログラムを実行できます。Anthropic の公式ドキュメントは、Anthropic がプラグインの中身を管理も検証もしていないと明記しています。
気をつけること 作った人が分からないプラグインは入れません。入れる前に、人が配布元と中身を確かめます。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
チェックポイントで、AIの編集を前の時点に戻せる
チェックポイント(編集前の自動の控え)は、人がプロンプトを送るたびに作られます。ファイル、チャットの履歴、その両方を、前の時点に戻せます(操作は Esc を2回押すか /rewind)。控えは、既定で最後の保存から約30日後に自動で削除されます。
気をつけること 戻せるのは約30日の間です。長く残したい状態は、人が Git などで別に記録します。
出典: code.claude.com / 関連: 事故の初動
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
チェックポイントでは戻せない変更がある
チェックポイントが控えるのは、Claude Code のファイル編集のツールによる変更だけです。シェルコマンドの実行による変更、人が別のアプリで変えたファイル、同時に動く別のセッションによる変更は戻りません。Anthropic の公式ドキュメントは、チェックポイントが変更履歴の管理の代わりにはならないと説明しています。
気をつけること 顧客名簿や在庫表のような大事なファイルは、任せる前に控えを取るか、Git で記録します。
出典: code.claude.com / 関連: 安全の原則
経営者が知っておくこと 対象: claude.ai、Claude Code
チャットとセッションが学習に使われるかは、契約プランと設定で決まる
Claude の個人向けの契約プランは Free、Pro、Max です。個人向けでは、claude.ai の設定画面のプライバシーの欄(Settings > Privacy)にある「モデル改善に協力(Help improve Claude)」がオンのとき、チャットと、そのアカウントで使う Claude Code のセッションが、新しいAIモデルの学習に使われます。この設定は利用者が選びます。法人向けの契約プランの Team、Enterprise と Claude API は商用の規約の対象で、利用者が別途同意しない限り学習に使われません。Anthropic 側の保存期間は、個人向けで設定がオンなら最長5年、オフなら30日です。法人向けと API は標準30日です。チャット中に評価ボタン(👍👎)を押すと、その評価と関連するやりとりが Anthropic に送られ、利用者IDと切り離したうえで学習に使われることがあり、最長5年保存されます。安全審査の対象になったチャットも、使われることがあります。Pro は、会社で契約しても個人向けの規約の対象です。
気をつけること 本ガイドの推奨は、契約プランに関係なく、個人情報と機密情報をAIに入れないことです。業務はひな形と差し込みに分け、AIには {氏名} などの差し込み欄を入れたひな形だけを作らせ、実際の名前の差し込みはAIの外で行います。AIを提供する会社の法人向けの契約プランで入れるかどうかは、契約内容を確認したうえで経営者が決めます。
経営者が知っておくこと 対象: claude.ai
チャットを見られる人、年齢の条件、アカウントの共有
個人アカウントのチャットは、既定で本人だけが見られます。法人向けの Team、Enterprise では、組織の管理者が見られることがあります。Claude の個人向けの利用は18歳以上が条件です。Anthropic の規約は、アカウントを他人と共有することを禁止しています。
気をつけること 1つのアカウントを社員で使い回しません。人が、使う人数分を契約します。
設定する人向け 対象: Claude Code
Claude Code はハーネス、Claude はその中で動くAIモデル
Anthropic の公式ドキュメントの用語集は、Claude Code をハーネス、Claude をその中で動くAIモデルだと説明しています。AIモデルは、文章やプログラムを作り出すAIそのものです。ハーネスは、AIモデルの周囲にあり、ファイルの読み書きやシェルコマンドの実行などを受け持つ仕組みです。
気をつけること 同じAIモデルでも、ハーネスが違えば、AIエージェントが触れられる範囲が変わります。人が確かめるのは、ハーネスの側の設定です。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
設定する人向け 対象: Claude Code
サブエージェントには、メインのセッションの履歴が見えない
サブエージェントは、自分専用のコンテキストで動きます。メインのセッションの履歴、メインのセッションで読んだファイル、自動メモは見えません。メインのセッションに返るのは結果の要約だけです。メインのセッションのAIモデルは、各サブエージェントに付けた説明文を見て、任せるかどうかを決めます。
気をつけること 任せる仕事に必要な情報は、人が依頼のプロンプトに書いて渡します。説明文は、どんなときに使う役割かが分かるように書きます。
設定する人向け 対象: Claude Code
サブエージェントごとに、使えるツールと権限を決められる
サブエージェントの定義には、使えるツール、禁止するツール、権限モード、手数の上限、使うAIモデルを書けます。役割ごとにAIモデルを変えられます。
気をつけること 調べるだけの役割には、書き換えや送信のツールを持たせない、という分け方ができます。
設定する人向け 対象: Claude Code
スキルは毎回選ばれるとは限らないが、毎回打つよりは安定する
スキルは、一覧に載った説明文だけが毎回AIモデルに渡り、本文は使うときに読み込まれます。AIモデルが説明文を手がかりに選ぶため、毎回選ばれる保証はありません。それでも、毎回同じまとめ方をさせたいなら、同じプロンプトを毎回打つより、スキルや CLAUDE.md に書く方が安定します。
気をつけること 見積書の書式や、問い合わせ返信の言い回しのような決まりごとは、ファイルに書いて残します。
設定する人向け 対象: Claude Code
Web検索のツールは、設定によって使えないことがある
Web検索とWebページの取得のツールは、許可の設定、組織の設定、クラウド環境のネット接続の設定によって、使えないことがあります。
気をつけること 調べものを頼むときは、検索が使えなかった場合に人がURLを渡す、という分岐をプロンプトに入れておきます。
出典: code.claude.com / 関連: 業務の型
設定する人向け 対象: Claude Code
Anthropic の公式ドキュメントが案内する「AIに確かめさせる方法」は4つ
1つめは、1回のプロンプトの中で確かめさせる方法です。2つめは、完了の条件を、Anthropic の小型で速いAIモデル(既定は Haiku)が毎回確かめる方法です(/goal)。3つめは、判定が通るまで作業を終わらせないフックを置く方法です(Stop フック)。4つめは、作業したセッションとは別の、確認専用のサブエージェントに確かめさせる方法です。
気をつけること 「できました」という報告だけで終わらせません。何をもって完了とするかを、人が先に決めて渡します。
設定する人向け 対象: Claude Code
/goal は、完了の条件を満たすまで作業を続けさせる
/goal(完了の条件を渡すコマンド)は、条件を満たすまで作業を続けさせる機能です。AIモデルが1回動くたびに、小型のAIモデル(既定は Haiku。判定のような短い仕事に使う Claude の軽量版)が条件を満たしたかを判定します。条件は最大4,000字です。権限モードは変わりません。/goal clear で解除でき、セッションの履歴を消す /clear でも消えます。
気をつけること 条件は「請求書の合計が明細の合計と一致している」のように、見て判定できる形で書きます。

許可と安全の仕組み

経営者向けの要点

止めたい操作は、文章でお願いするだけにせず、設定の「拒否」で止めます。請求書の送信のように外部に出る操作は拒否にしておき、人が行います。

この分野の言葉

サンドボックス
AIエージェントが実行するシェルコマンドが触れるファイルの範囲と通信先を、PCの機能で制限する仕組み。
プロンプトインジェクション
ファイルやWebページに仕込まれた悪意のある文で、AIエージェントを頼んでいない行動に向かわせる攻撃。

権限モードとは、AIエージェントが人に確認せずに進めてよい範囲を決める、全体の基本設定です。許可ルールとは、操作ごとに許可、要確認、拒否のどれにするかを決める、操作別のルールです。拒否が最優先です。

権限モードは全体の基本設定、許可ルールは操作別のルールで、拒否のルールはどの権限モードでも効きます。権限モードの「毎回確認」と、許可ルールの「要確認」は別のものです。

仕組み決めること種類人に確認する場面
権限モード確認なしで進めてよい範囲の、全体の基本設定ふだん使う4つと、特殊な用途の2つ。既定は「毎回確認」です。「毎回確認」では、読み取り以外の操作のたびに人に確認します。
許可ルール操作ごとに、許可、要確認、拒否のどれにするか拒否、要確認、許可の3種類。同じ操作を許可と拒否の両方に書くと、拒否が勝ちます。「要確認」のルールに当てはまった操作だけ、人に確認します。

権限モードごとの違いは、次の表のとおりです。初めて使うなら「計画だけ」か「毎回確認」を選びます。

ふだん使うモードは「毎回確認」「計画だけ」「編集は自動」「自動」の4つで、「事前許可だけ」「確認をすべて飛ばす」の2つは特殊な用途のモードです。既定は「毎回確認」です。クラウド版で選べるのは「自動」「編集は自動」「計画だけ」の3つです。

モード確認なしで進む範囲気をつけること
毎回確認(Manual)読み取りだけ既定のモードです。
計画だけ(Plan)読み取りと調査だけ人が計画を承認するまで編集しません。初めての仕事に向きます。
編集は自動(Accept edits)作業フォルダ内のファイル編集と、フォルダの作成、ファイルの移動や削除作業フォルダ内の削除も、確認なしで動きます。
自動(Auto)審査用のAIモデルが危険と判定しなかった操作危険と判定した操作だけを止めます。組織の側で無効にできます。
事前許可だけ事前に許可した操作だけ確認が要る操作は、実行せずにすべて断ります。
確認をすべて飛ばす拒否のルールに当たる操作を除く、すべての操作外部と切り離した専用の環境の中だけで使います。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
許可ルールは3種類で、拒否が最優先
許可ルール(操作別のルール)は、拒否(deny)、要確認(ask)、許可(allow)の3種類です。Claude Code は拒否、要確認、許可の順に照らし合わせ、最初に当てはまったものを使います。同じ操作を許可と拒否の両方に書くと、拒否が勝ちます。拒否は、どの権限モードでも効きます。置き場所は、ユーザー設定、プロジェクト設定、ローカル設定の3つです。
気をつけること 外部への送信や削除のように止めたい操作は、設定する人に拒否へ入れてもらいます。拒否は、ほかの設定より優先されます。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
CLAUDE.md は助言、許可ルールとフックは強制
許可ルールは、ハーネスの Claude Code が強制します。CLAUDE.md、スキル、プロンプトは、AIモデルの行動に影響する助言で、許可の範囲は変えません。フックは、Claude Code の決まったタイミングで自動実行される、利用者が定義した処理です。AIモデルの外にある処理なので、AIモデルの判断に関係なく毎回動きます。Anthropic の公式ドキュメントは、必ず実行させたいこと、必ず禁止したいことを、フックや許可ルールで設定するよう勧めています。
気をつけること 「請求書は送信の前に人が確認する」のような守らせたい決まりは、文章でお願いするだけにせず、人が設定で止めます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
権限モードは4つ。確認の多さが違う
権限モードは、ふだん使う4つと、特殊な用途の2つがあります。既定は「毎回確認」(Manual)です。それぞれで確認なしで進む範囲は、この分野の冒頭の表のとおりです。
気をつけること 「編集は自動」では、作業フォルダ内の削除も確認なしで動きます。人が初めての仕事を任せるときは、「計画だけ」か「毎回確認」から始めます。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
確認をすべて飛ばすモードは、隔離した環境だけで使う
特殊な用途のモードは2つです。1つは、事前に許可した操作だけを実行し、確認が要る操作は、要確認のルールに当たるものも含めてすべて断るモードです。もう1つは、すべての確認を飛ばすモードで、外部と切り離した専用の環境の中だけで使うものです。このモードでも拒否のルールは効きますが、許可のルールは意味を持ちません。
気をつけること 顧客データや経理のファイルがあるふだんのPCでは、人は確認をすべて飛ばすモードを使いません。
経営者が知っておくこと 対象: 共通
AIに権限を与えすぎる危険は、国際的にも整理されている
Webサービスやアプリの安全対策の手引きを無料で公開している国際的な非営利団体、OWASP(オワスプ)は、AIを組み込んだアプリの危険をまとめた一覧(2025年版)の6番目に「過剰な権限」を挙げています。AIに与えすぎた権限、機能、自律性から起きる危険のことです。
気をつけること AIエージェントに渡す権限は、その仕事に要る最小限から始め、必要になったら人が広げます。
設定する人向け 対象: Claude Code
拒否ルールには抜け道があり、安全の境界ではない
シェルコマンドの許可ルールは、文字の並びが一致するかで判定されます。同じ操作でも、別の書き方や、別のプログラムやスクリプト(小さなプログラム)を経由すると、一致せずに止まらないことがあります(例: 削除のシェルコマンド rm の拒否は、/bin/rm という書き方を止めない)。ファイルの読み取りの拒否は、スクリプトがファイルを開く操作には効きません。Webページ取得の拒否は、シェルコマンドの実行が許可されていれば、別のシェルコマンドで回り込めます。Anthropic の公式ドキュメントは、許可ルールを「セキュリティの境界ではない」と説明し、守りたい範囲はサンドボックスと併用するよう案内しています。
気をつけること 拒否ルールだけに頼りません。AIエージェントに見せたくないファイルは、人が作業フォルダに置かないようにします。
設定する人向け 対象: Claude Code
サンドボックスは、AIがだまされても効き続ける
サンドボックスの対象は、AIエージェントが実行するシェルコマンドと、そこから起動されるプログラムです。悪意のあるプロンプトでAIモデルの判断がすり抜けられても(プロンプトインジェクション)、制限は効き続けます。
気をつけること AIモデルの判断に頼らない守りです。社外から届いたファイルやWebページを読ませる仕事では、人が併用を検討します。
設定する人向け 対象: Claude Code
「自動」のモードは、危険と判定した操作だけを止める
「自動」(Auto)では、別の審査用のAIモデルが実行の前に操作を確かめ、頼まれた範囲を越える操作、機密情報の外部への送信、本番環境への公開、送信済みの履歴を上書きする強制的な送信(force push)、元に戻せない削除を止めます。組織の側で無効にできます。人がチャットで「送信しないで」のように伝えた線引きは、人が解除するまで、止める合図として扱われます。3回連続または合計20回止めると、このモードは一時停止し、人への確認に戻ります。
気をつけること やってほしくないことは、人が最初にチャットで線引きを伝えておきます。このモードは、その線引きも見て止めます。
設定する人向け 対象: Claude Code
確認をすべて飛ばすモードを使う、専用の環境の例
確認をすべて飛ばすモードを使う、外部と切り離した専用の環境の例は、コンテナと仮想マシンです。
設定する人向け 対象: Claude Code
設定の置き場所は3つと、組織の管理設定
許可ルールとフックの置き場所は3つです。ユーザー設定(~/.claude/settings.json。すべてのプロジェクトに効く)、プロジェクト設定(.claude/settings.json。プロジェクトで共有する)、ローカル設定(.claude/settings.local.json。そのプロジェクトの自分だけに効く)です。許可ルールには、これに組織の管理設定が加わります。優先順位は、管理者設定、起動時の --settings、ローカル設定、プロジェクト設定、ユーザー設定の順です。設定ファイルの変更は、実行中のセッションにも反映されます。ただし、プロジェクト設定で既定のモードを「自動」や「確認をすべて飛ばす」にしても、無視されます。フックをすべて止める設定もあります。
気をつけること 社内で同じ決まりを使うなら、人がプロジェクト設定に書きます。
設定する人向け 対象: Claude Code
作業フォルダの範囲と、自動では書き込めない場所
作業フォルダは、Claude Code を起動したフォルダです。フォルダは追加でき、追加したフォルダにも同じ許可ルールが使われます。ファイルを扱うツールが作業フォルダの外を読まないようにする設定もあります。保護された場所への書き込みは、自動では承認されません。たとえば、Git の管理フォルダ(.git)、設定フォルダ(.claude、.vscode)、シェルの設定ファイル、外部接続の設定ファイル(.mcp.json)です。
気をつけること どのフォルダで起動するかが、AIエージェントに任せる範囲の出発点です。人が仕事ごとにフォルダを分けます。
設定する人向け 対象: Claude Code
フックが動いたかは、画面では分かりにくい
フックを動かせるタイミングは30種類以上あります。セッションの開始時のフックは、新しく始めるときだけでなく、再開、履歴の消去、自動の要約、分岐のときにも動きます。多くの場合、成功したフックの出力は記録用のログに出るだけで、画面には出ません。設定済みのフックは /hooks で一覧できます。
気をつけること フックを設定したら、人が一度わざと条件に当てて、動くことを確かめます。

AIに渡る情報と、残る記録

経営者向けの要点

Claude Code は、前のセッションの内容を引き継ぎません。毎回守らせたい決まりはファイルに書きます。問い合わせ返信の言い回しは CLAUDE.md に書き、チャットにパスワードを貼りません。

この分野の言葉

文脈
そのセッションでAIモデルに渡っている情報の全体。セッションの履歴、読んだファイル、ルールを書いたファイル(CLAUDE.md など)などです。
自動メモ
人からの訂正や好みを、AIエージェントが自分用に書き残すメモ。

契約プランによる、学習への利用と保存期間の違い

契約プランとは、Free、Pro、Max、Team、Enterprise などの契約の種類です。Free、Pro、Max は個人向け、Team と Enterprise は法人向けです。API は契約プランとは別の、使った分だけ払う契約です。

契約の種類区分学習への利用Anthropic 側の保存期間
Free、Pro、Max個人向け設定「モデル改善に協力」がオンのとき、チャットと Claude Code のセッションが学習に使われます。オンかオフかは利用者が選びます。学習への利用がオンなら最長5年、オフなら30日です。
Team、Enterprise法人向け利用者が別途同意しない限り、使われません。標準30日です。
API使った分だけ払う従量課金利用者が別途同意しない限り、使われません。標準30日です。

ゼロデータ保持(ZDR)とは、入力と出力を Anthropic 側に保存しない取り決めです。Enterprise の一部の契約で個別に結ぶもので、標準ではありません。自社が該当するかは、契約時に確かめてください。

経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
前のセッションは引き継がれない。持ち越せるのは2つのファイル
Claude Code のセッションは毎回新しい状態で始まり、前のセッションの内容は引き継がれません。セッションを越えて情報を持ち越す仕組みは、人が書く CLAUDE.md と、AIエージェントが自分で書く自動メモ(既定でオン)の2つです。どちらもセッションごとに読み込まれます。
気をつけること 毎回伝えている会社の決まりごとは、CLAUDE.md に書いておくと、言い直さずに済みます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
長いセッションは自動で要約され、チャットだけで伝えた指示は消えることがある
セッションが長くなると、古いやりとりが自動で要約されます。要約のあと、プロジェクト直下の CLAUDE.md と自動メモは、ファイルから読み直されます。チャットの中だけで伝えた指示は、失われることがあります。要約されても、ファイルの中身は変わりません。
気をつけること 長い作業で守らせたい条件は、チャットで伝えるだけでなく、人がファイルに書きます。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
AIは必要なファイルをその都度読む。上の階層のフォルダで起動するほど範囲が広がる
起動したときに、フォルダ内のすべてのファイルが読み込まれるわけではありません。AIエージェントは、必要なファイルをその都度読みに行きます。ドキュメントフォルダ全体のような上の階層のフォルダで起動すると、AIエージェントが読める範囲と変えられる範囲が広がります。
気をつけること PC全体やデスクトップではなく、人がその仕事専用のフォルダを開いて始めます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
1セッションの中で、同じ問題の直しは2回まで
Anthropic の公式ドキュメントは、同じ問題を2回以上直しても直らないなら、コンテキストが失敗の記録で埋まっていると説明しています。セッションの履歴を消すコマンド(/clear)で履歴を消し、学んだことを盛り込んだ、より具体的なプロンプトで始め直すよう勧めています。ファイルに書いたことは消えません。
気をつけること 3回目の修正を頼む前に、何がうまくいかなかったかを人が最初のプロンプトに書いて、始め直します。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
セッションの記録は、PCの中に暗号化されずに残る(既定30日)
PC側では、Claude Code のセッションの記録が、そのPCの中に、暗号化されないファイルでプロジェクトごとに保存されます。既定では30日で自動削除され、設定で期間を変えられます(最短1日)。デスクトップ版のセッションなどは、既定で自動削除の対象外です。チャット欄に貼ったAPIキーは、この記録にも残ります。Anthropic 側では、個人向けの契約プランで「モデル改善に協力」がオンなら最長5年、オフなら30日保存されます。法人向けの契約プランと API は標準30日です。不具合の報告や共有のコマンドで送ったセッションの記録は5年保存されます。
気をつけること パスワードやAPIキーは、チャット欄に貼りません。長く残したい記録は、人が決めた場所に追記します。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
設定する人向け 対象: Claude Code
CLAUDE.md は短く保つ(1ファイル200行未満が目安)
CLAUDE.md は1ファイル200行未満が目安です。長いとコンテキストを消費し、書いた内容が守られにくくなります。複数ある場合は、上書きではなくすべてつなげて読まれ、作業フォルダに近いものほど後に読まれます。矛盾する内容があると、AIモデルがどちらか一方を任意に選ぶことがあります。Anthropic の公式ドキュメントは、1行ずつ「この行を消したら Claude は間違えるか」と問い、間違えないなら消すよう勧めています。必ず実行させたいことは、フックに書きます。
気をつけること 書き足すより、削る方が効きます。人が、矛盾する決まりが残っていないかも見直します。
設定する人向け 対象: Claude Code
自動メモは、そのPCの中だけに残る
自動メモの目次のファイル(MEMORY.md)は、先頭200行または25KBまでが、セッションの開始時に毎回読み込まれます。個別のメモは必要なときに読まれます。自動メモはそのPCの中(~/.claude/projects/ の下)に保存され、別のPCやクラウドの環境とは共有されません。人が「覚えて」と頼んだ内容は自動メモに入ります。CLAUDE.md に書かせたいときは「CLAUDE.md に追加して」と頼みます。
気をつけること 社内で共有したい決まりは、自動メモに任せず、CLAUDE.md に書きます。
設定する人向け 対象: Claude Code
読み込まれたファイルは、あとから確かめられる
そのセッションで読み込まれたファイルは、/context(AIモデルに渡っている情報を表示するコマンド)の Memory files の欄で確かめられます。ルール用のフォルダ(.claude/rules/)に置いたルールのうち、対象のファイルを指定したものは、そのファイルを扱うときだけ読み込まれます。
気をつけること 指示が効いていないと感じたら、人がまず、そのファイルが読み込まれているかを確かめます。
設定する人向け 対象: 共通
渡す情報が増えるほど、思い出す精度は落ちる
Anthropic の記事は、コンテキストを有限の資源と位置づけ、トークン(AIモデルが文章を数える単位)が増えるほど、AIモデルが必要な情報を思い出す精度が落ちるとしています。長い作業の技法として、古いやりとりの自動要約、外部ファイルへの構造化したメモ、サブエージェントの3つを挙げています。
気をつけること 資料は全部渡すより、その仕事に要るものだけを渡す方が、結果が安定します。
設定する人向け 対象: Claude Code
セッションの記録の保存場所と、保存期間の設定
PC側のセッションの記録は、~/.claude/projects/ の下に、JSONL という形式のファイルで保存されます。保存期間は、設定 cleanupPeriodDays で変えられます(最短1日)。デスクトップ版と Cowork のセッションは、既定で自動削除の対象外です。Anthropic 側で5年保存されるのは、/feedback、/bug、/share で送ったセッションの記録です。

定期実行と繰り返し

経営者向けの要点

人が見ていない時間の自動実行では、承認の確認が出ません。毎朝の請求書の下書き作りは任せても、送信は人が確認してから行います。

この分野の言葉

ルーティン
予定やきっかけに合わせて、クラウドで自動で動く仕組み。
デスクトップの定期タスク
Claude Code のデスクトップアプリが、決まった時刻に自分のPCで動かす仕事。
/loop
起動したセッションの中で、同じプロンプトを一定の間隔で繰り返すコマンド。
コネクタ
AIエージェントを、メールや表計算などの外部サービスにつなぐ機能。

3つの仕組みは、動く場所と止め方が違います。PCを閉じても続けたい仕事はルーティンに任せ、任せるのは下書きまでにします。

仕組みPCを閉じても動くか止め方向く用途
ルーティン動きます。クラウドで動くため、PCは要りません。詳細ページの繰り返しの切り替え(Repeats)で、一時停止と再開ができます。PCを閉じても続けたい仕事。実行中は承認の確認が出ないため、下書きまでにします。
デスクトップの定期タスク動きません。アプリが起動していて、PCが起きている間だけ動きます。詳細画面で、一時停止か削除をします。毎朝の集計のような、決まった時刻の仕事。セッションを開いておく必要はありません。
/loop動きません。ターミナルを閉じると止まり、7日で期限切れになります。間隔を指定したときは、人が文章でキャンセルを頼みます。間隔を省いたときは Esc で止まります。開いているセッションの中で、同じ依頼を一定の間隔で繰り返す仕事。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
ルーティンの実行中は、承認の確認が出ない
ルーティン(予定やきっかけに合わせて、クラウドで自動で動く仕組み)の実行中は、権限モードの選択も、承認の確認もありません。接続済みのコネクタは既定ですべて含まれ、AIエージェントは含めたコネクタのツールを、書き込みも含めて確認なしで使えます。変更の記録(コミット)、プルリクエスト(pull request)、コネクタの操作は、本人の名前で記録されます。
気をつけること 定期実行に入れるのは下書きまでにします。公開、予約投稿、送信は、人が確認してから行います。使わないコネクタは外します。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
ルーティンは契約の利用量を使い、1日の回数にも上限がある
ルーティンは、契約プランの利用量を使います。これとは別に、アカウントごとに1日に始められる回数の上限があり、1回きりの実行は数えません。枠を超えた分の支払いの設定がオンなら、超過分は使った分だけの課金になり、オフなら実行が断られます。
気をつけること 超過分の支払いをオンにしたまま毎時の実行を組むと、費用が積み上がります。頻度は必要な分だけにします。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
実行一覧の成功の表示は、目的の達成を意味しない
実行一覧の成功の表示は、ハーネスの側のエラーなくセッションが終わったことだけを示します。目的を果たしたかは、人が記録を読んで確かめます。1回きりの実行は、実行後に自動で無効になります。
気をつけること 成功の表示でも、在庫表が正しく更新されたとは限りません。最初の数回は、人が中身を見ます。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
デスクトップの定期タスクは、PCが起きている間だけ動く
デスクトップアプリの定期タスクは、アプリが起動していて、PCが起きている間だけ動きます。スリープ中の回は飛ばされ、起動や復帰のときに、過去7日の中で直近の1回だけが実行されます。動くのは予定時刻の数分後です。タスクごとに権限モードを持ち、許可のない操作に当たると、承認待ちで止まります。詳細画面で一時停止か削除ができ、「常に許可」で与えた許可も取り消せます。
気をつけること 毎朝の集計のように時刻が大事な仕事は、PCの電源とスリープの設定も合わせて確かめます。
設定する人向け 対象: Claude Code
ルーティンを使える契約プラン
ルーティンは Pro、Max、Team、Enterprise で使えます。APIキーで使うアカウントは対象外です。Team と Enterprise では、組織の管理者が無効にできます。
設定する人向け 対象: Claude Code
ルーティンのきっかけは3種類。予定の最短は1時間
きっかけは、予定、外部のプログラムからの呼び出し(API)、GitHub のイベントの3種類です。予定は、毎時、毎日、平日、毎週、1回きりから選び、最短の間隔は1時間です。詳細ページの繰り返しの切り替え(Repeats)で、一時停止と再開ができます。
気をつけること 止め方を先に確かめてから動かします。
設定する人向け 対象: Claude Code
ルーティンが変更を送る先は、専用の作業用ブランチ
ルーティンは、名前が claude/ で始まるブランチ(本番に影響しない作業の流れ)に変更を送ります。保護されたブランチへの送信は断られます。
気をつけること 人が本番用のブランチを保護しておくと、ルーティンが直接書き換えることを防げます。
設定する人向け 対象: Claude Code
/loop は、起動したセッションの中で繰り返す
/loop(セッションの中で繰り返すコマンド)は、同じプロンプトを一定の間隔で繰り返します。動くのは自分のPCで、起動したセッションの中で動きます。そのセッションを閉じない限り、別のセッションで作業していても続きます。ターミナルを閉じると止まり、7日で期限切れになります。「/loop 5m 依頼文」の形で間隔を固定でき、単位は s(秒)、m(分)、h(時間)、d(日)です。間隔を省くと、Claude が1分〜1時間の間で決めます。Claude Code が動いていて手が空いている間だけ実行します。
気をつけること ターミナルを閉じても続けたい仕事には向きません。その場合は、PCが不要なクラウドのルーティンか、デスクトップ版の定期実行を使います。
設定する人向け 対象: Claude Code
/loop の上限と止め方
/loop は1つのセッションに最大50個で、繰り返しは7日で期限切れになります。逃した回は追いかけず、空いたときに1回だけ動きます。繰り返しは、予定時刻から最大30分遅れます。間隔を指定した /loop は、人が文章でキャンセルを頼んで止めます。間隔を省いた場合は Esc で止まります。

クラウド版、スマホ、ブラウザ操作

経営者向けの要点

クラウド版は、GitHub に送った内容だけを見て、PCを閉じても動きます。設定欄と、公開にしたセッションは、ほかの人にも見えます。顧客名が出るセッションは非公開のままにします。

この分野の言葉

クラウド版(Claude Code on the web)
Anthropic が用意するクラウド上の環境で Claude Code を動かす使い方。
リポジトリ
変更の履歴ごと管理するファイルの保管場所。
コミット、push
コミットは、変更を1つの記録として確定すること。push は、その記録を GitHub などに送ること。
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
クラウド版は、毎回まっさらな仮のPCで始まる
クラウド版は、セッションごとに、Anthropic が管理する隔離された仮のPC(仮想マシン)で動きます。毎回、リポジトリを新しく写した状態から始まり、読めるのは GitHub に送信済みの内容だけです。自分のPCの個人設定は使われません。リポジトリに入れて送信した設定は使われます。
気をつけること 自分のPCにしかないファイルや設定は、クラウド版のAIエージェントには見えません。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
クラウド版の作業は、PCを閉じても続く
クラウド版の作業は、ブラウザやPCを閉じても続き、Claude のスマホアプリからも様子を見られます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
クラウド環境の設定欄に書いた値は、使う人全員に見える
クラウド環境の設定欄に書く環境変数(APIキーなどの設定値の欄)と、開始時に動く準備の手順(セットアップスクリプト)は、その環境を使う人なら誰でも読めます。認証情報は置きません。
気をつけること APIキーやパスワードを、この欄に書きません。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
クラウド版には、毎回確認するモードがない
クラウドで選べる権限モードは「自動」「編集は自動」「計画だけ」の3つで、毎回確認するモードはありません。
気をつけること 確認なしで進む前提で、人が任せる範囲をプロンプトで絞ります。計画だけ見たいときは「計画だけ」を選びます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: Claude Code
クラウドのセッションを公開にすると、ログインした人なら誰でも見られる
クラウドのセッションの共有は、非公開(Private)か公開(Public)です。公開にすると、claude.ai にログインした人なら誰でも見られます。削除したセッションはデータごと消え、元に戻せません。
気をつけること 顧客名や金額が出てくるセッションは、非公開のままにします。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
経営者が知っておくこと 対象: claude.ai
ブラウザを操作させる拡張機能は、大事なアカウントと分けて使う
Anthropic の公式ドキュメントは、ブラウザを操作させる拡張機能(Claude in Chrome)を使うとき、大事なアカウントを別のブラウザの利用者設定に分け、信頼できるサイトに限って使うよう案内しています。金融、法務、医療のアカウントでは使いません。Anthropic の社内テストでの攻撃の成功率は0.08%未満で、ゼロではありません。
気をつけること ネットバンキングや会計のサービスにログインしたままのブラウザでは、人は使いません。
設定する人向け 対象: Claude Code
クラウドの環境は使い捨て。残すには記録して送信する
クラウドの環境は毎回新しく作られ、セッションの途中で入れたソフトは次に引き継がれません。しばらく操作がないとセッションは止まり、環境は回収されます。再開すると、新しい環境でセッションの履歴が戻り、記録(コミット)した分は残ります。常に動かし続ける用途には向きません。成果物を残すには、記録して送信(commit、push)します。
気をつけること 作業の区切りごとに、記録と送信まで済ませるよう、人がプロンプトで頼みます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
設定する人向け 対象: Claude Code
クラウド版が変更を送れるのは、作業中のブランチだけ
クラウドのセッションは、タスクごとに自分のセッションとブランチを持ちます。変更の送信(git push)は、そのセッションの作業中のブランチにだけできます。GitHub の本物の認証情報(ログインの証明)は仮想マシンの外に置かれ、中継の仕組み(プロキシ)が、範囲を絞った認証情報に差し替えて通信します。
気をつけること 本線に取り込むかどうかは、人がプルリクエスト(pull request)で確かめて決めます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
設定する人向け 対象: Claude Code
クラウド環境のネット接続は4つから選ぶ
クラウド環境のネット接続は、環境ごとに4つから選びます。接続なし(None)、信頼できる接続先だけ(Trusted)、制限なし(Full)、自分で指定(Custom)です。既定の環境は「信頼できる接続先だけ」です。
気をつけること 外部のサイトを広く読ませる必要がなければ、既定のままにします。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
設定する人向け 対象: Claude Code
リモート操作(Remote Control)は、自分のPCを遠くから操作する機能
リモート操作は、自分のPCで動いている Claude Code のセッションを、claude.ai やスマホアプリから操作する機能です。実行は常にPC側で、PCのファイル、外部接続(MCP)、設定を使います。クラウドで動くクラウド版とは別の機能です。PCからは外向きの暗号化された通信(HTTPS)だけを行い、外からの通信の入口(受信ポート)は開きません。接続中は、同期のため記録が Anthropic のサーバーに保存されます。
気をつけること スマホから頼んでも、動くのは会社のPCです。AIエージェントがPCの中のファイルを扱える点は、PCの前で使うときと同じです。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
設定する人向け 対象: Claude Code
リモート操作を使える条件
リモート操作を使うには、PCが起動していてスリープしておらず、インターネットに接続され、リモート操作を有効にした Claude Code のセッションが起動したままになっている必要があります。ターミナルを閉じる、VS Code を終了する、PCがスリープする、のいずれかで接続が切れ、復帰後は自動で再接続します。Pro、Max、Team、Enterprise で使え、APIキーでのログインは対象外です。Team と Enterprise は、管理者(Owner)が有効にするまで使えません。ゼロデータ保持(ZDR)の契約では使えません。
気をつけること ゼロデータ保持(ZDR)とは、入力と出力を Anthropic 側に保存しない取り決めで、Enterprise の一部の契約で個別に結びます。自社が該当するかは、契約時に確かめます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み
設定する人向け 対象: Claude Code
ブラウザを操作させる方法は2つ。ログイン状態の扱いが違う
Claude in Chrome は、自分の Chrome(ブラウザ)に入れる拡張機能で、ブラウザのログイン状態をそのまま使います。Browser pane は、デスクトップアプリの中で開くブラウザで、まっさらな状態(プロファイル)で動き、サイトごとに許可を選びます。
気をつけること ログイン済みのブラウザを使わせると、AIエージェントはそのサービスの中で本人と同じことができます。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み

変更の記録と、認証情報が漏れたとき

経営者向けの要点

IT担当者や外部の委託先がいない会社は、この分野を読み飛ばしてかまいません。知っておくことは1つだけで、APIキーやパスワードが漏れたら、消すより先に無効にして作り直すことです。

この分野の言葉

Git、GitHub
Git は、ファイルの変更を履歴として残す仕組み。GitHub は、その履歴をネット上に置いて共有するサービス。
ワークツリー
同じファイル一式の作業場所を別のフォルダにもう1つ用意し、2つの作業が互いを上書きしないようにする機能。
プルリクエスト、マージ
プルリクエストは、変更を取り込んでよいかを見てもらう依頼。マージは、取り込むこと。
経営者が知っておくこと 対象: 共通
認証情報が漏れたら、消すより先に無効にする
GitHub の公式ドキュメントは、認証情報が漏れたら、最初にその値を無効にするか、新しい値に差し替えるよう案内しています。履歴を書き換えても、複製や派生したコピーに値が残ることがあります。
気をつけること 漏れたと思ったら、人がまずそのAPIキーやパスワードを無効にして、作り直します。履歴の掃除はその後です。
出典: docs.github.com / 関連: 事故の初動
設定する人向け 対象: API
Anthropic のAPIキーは、公開の場所で見つかると自動で無効になる
Anthropic のAPIキーは、公開の GitHub リポジトリで見つかると自動で無効になり、メールで知らされます。疑いがあれば、人が管理画面(Claude Console)のAPIキーの一覧で削除して作り直します。
気をつけること 自動の無効化を当てにしません。APIキーはファイルに書かず、別に管理します。
設定する人向け 対象: 共通
認証情報を見つける GitHub の機能は、非公開だと既定で無効
GitHub の、認証情報を自動で見つける機能は、公開リポジトリでは無料です。認証情報を含む送信を止める機能は、公開リポジトリではユーザー単位の保護が既定で有効です。非公開リポジトリでは有料の追加機能(Secret Protection、シークレット プロテクション)が必要で、既定では無効です。
気をつけること 非公開のリポジトリでは、認証情報を入れても自動では止まりません。入れない運用を先に決めます。
出典: docs.github.com / 関連: 安全の原則
設定する人向け 対象: Claude Code
別の作業場所(ワークツリー)で、並行する作業を分けられる
Claude Code のワークツリーは、セッションごとに選ぶ使い方で、既定ではありません。置き場所の既定は、リポジトリ直下の .claude/worktrees/ です。ワークツリーでの変更は、記録(コミット)するまで、ほかのワークツリーやクラウドのセッションに影響しません。ワークツリーを削除するシェルコマンドは、記録していない変更や管理外のファイルがあると、削除を断ります。強制削除もでき、その場合、記録していない変更は残りません。
気をつけること 片づける前に、残したい変更が記録済みかを確かめます。強制削除は、人が確認してから行います。
出典: code.claude.com / 関連: 事故の初動
設定する人向け 対象: 共通
変更の合流(マージ)は、同じ箇所が両方で変わっていると止まる
マージは、片方だけが進んでいれば、そのまま合流します。同じ箇所が両方で変わっていると、「衝突」として止まります。合流を取りやめるシェルコマンド(git merge --abort)で、合流前の状態に戻せます。
気をつけること 衝突で止まったら、どちらを残すかは人が決めます。
出典: git-scm.com / 関連: 事故の初動
設定する人向け 対象: 共通
プルリクエストは、取り込んだ後も記録として残る
GitHub のプルリクエスト(pull request)は、取り込んだ後も「取り込み済み」の状態で残り、変更点の一覧を見返せます。下書きのプルリクエストは、確認待ち(Ready for review)に切り替えるまで取り込めません。
気をつけること 誰がいつ何を取り込んだかが残ります。AIエージェントの変更は下書きで受け取り、人が見てから取り込みます。
出典: docs.github.com / 関連: 事故の初動

外部サービスとの接続

経営者向けの要点

つないだ外部サービスでできることは、そのままAIエージェントにできることになります。受注メールを読ませるだけなら、送信のツールに「常に許可」を付けません。

この分野の言葉

MCP
AIエージェントと外部のサービスをつなぐための、共通の決まり。コネクタは、この決まりに沿って作られています。
経営者が知っておくこと 対象: claude.ai
カスタムコネクタは、使うたびに確認が出る。「常に許可」も選べる
Claude のカスタムコネクタ(自分で追加するコネクタ)は、AIエージェントがそのツールを使うときに確認が出て、「常に許可」も選べます。無料の契約プランでは1つまでです。Team と Enterprise では、組織の所有者だけが追加できます。
気をつけること 「常に許可」は、読むだけの機能に限るのが無難です。送信や書き込みは、毎回確認にします。
設定する人向け 対象: Claude Code、claude.ai
claude.ai のコネクタは、ログインの方法によっては読み込まれない
claude.ai(ブラウザで使う Claude)で追加したコネクタは、契約プランのアカウントでログインしている場合だけ、Claude Code でも読み込まれます。APIキーでのログインでは読み込まれません。
気をつけること Claude Code を始めたら、人がまず、どのコネクタがつながっているかを確かめます。
設定する人向け 対象: 共通
接続用のプログラムは、PCの中で何でも実行できる
MCP の仕様は、自分のPCで動かす接続用のプログラム(ローカルのサーバー)が、任意のプログラムを実行できることを認めています。MCP の安全の手引きは、最小の権限から始めて段階的に広げるよう求めています。よそから写してきたリポジトリに入っている接続の設定ファイル(.mcp.json)は、フォルダの信頼確認を通るまで承認できません。
気をつけること 人が、提供元がはっきりした接続だけを、読むだけの権限から始めます。

公開と共有

経営者向けの要点

共有リンクや公開の設定で一度外部に出たものは、他人が取った写しまでは消せません。見積書の入ったチャットは、共有リンクにしません。

この分野の言葉

公開先のサービス
作ったWebページを、インターネット上で見られる場所に置くサービス。
デプロイ
作ったものを、公開先のサービスの上で動く状態にすること。
環境変数
APIキーなどの設定値を、プログラムの外から渡すための欄。
経営者が知っておくこと 対象: claude.ai、ChatGPT
チャットの共有リンクは、リンクを知っていれば誰でも見られる
Claude と ChatGPT の共有リンクは、アカウントが無くても、リンクを知っていれば誰でも見られます。転送は制限できません。どちらも設定画面から停止や削除ができます。Claude では、設定画面のプライバシーの欄にある共有したチャットの一覧(Settings → Privacy → Shared chats)で止めると、すぐ見られなくなります。ただし、他人が取った写しは消せません。
気をつけること 顧客名や金額が入ったチャットは、共有リンクにしません。
経営者が知っておくこと 対象: 共通
公開先の閲覧制限は、自動では有効にならない
公開先の閲覧制限(ログインを求める保護)は、全契約プランで、本番を含む全デプロイに設定できますが、自動では有効になりません。保護の単位はデプロイ全体で、ページごとには設定できません。パスワードによる保護は有料です。
気をつけること 社内だけで見るつもりのページは、公開する前に、人が閲覧制限をかけたかを確かめます。
出典: vercel.com / 関連: 公開前の確認
経営者が知っておくこと 対象: 共通
無料の個人向けの契約プランは、仕事には使えないことがある
公開先のサービスの無料の個人向けの契約プランは、非商用の個人利用に限られます。仕事の宣伝、支払いの受付、広告は商用にあたり、有料の契約プランが必要になることがあります。
気をつけること 会社のサイトや販売ページを置く前に、人が契約プランの利用条件を確かめます。
出典: vercel.com / 関連: 公開前の確認
設定する人向け 対象: 共通
GitHub の公開と非公開を切り替えても、作られたコピーは戻らない
GitHub で非公開から公開に切り替えると、コード、フォーク(派生したコピー)、自動処理の記録(Actions のログ)が、誰でも見られる状態になります。公開から非公開に戻すと、スター(お気に入りの登録)とウォッチャー(更新通知の登録)が消えます。既存のフォークは公開のまま切り離され、すでに作られたコピーは戻りません。
気をつけること 公開にする前に、認証情報や顧客情報が入っていないかを確かめます。後から非公開にしても取り消せません。
出典: docs.github.com / 関連: 安全の原則
設定する人向け 対象: 共通
本番用のブランチに送ると、そのまま本番の公開になる
GitHub と連携した公開先のサービスでは、本番用のブランチへの push が、自動で本番の公開(デプロイ)になります。リポジトリが非公開でも、できあがったページの公開範囲は、公開先のサービスの側の設定で決まります。
気をつけること AIエージェントに本番用のブランチへ直接送らせません。作業用のブランチに送らせ、人が確かめてから取り込みます。
出典: vercel.com / 関連: 公開前の確認
設定する人向け 対象: 共通
公開先に登録した環境変数は、プロジェクトに入れる人には見える
公開先のサービスの環境変数は、保存時に暗号化されますが、プロジェクトにアクセスできる人には見えます。変更は、新しいデプロイから反映されます。機密の環境変数は、登録後に値を読み返せず、本番用とプレビュー用にだけ作れます。
気をつけること APIキーは機密の環境変数として登録し、人がプロジェクトに入れる人を絞ります。
出典: vercel.com / 関連: 公開前の確認
設定する人向け 対象: 共通
公開先でプロジェクトを削除すると、設定ごと消える
公開先のサービスでプロジェクトを削除すると、デプロイ、ドメイン、環境変数、設定が消えます。GitHub のリポジトリは残ります。
気をつけること 削除は人が行います。公開を止めたいだけなら、まず閲覧制限や公開範囲の変更を検討します。
出典: vercel.com / 関連: 公開前の確認

料金と上限

経営者向けの要点

契約プランだけを使う会社と、APIも使う会社で、見る項目が違います。見積書の下書きをチャットで作るだけなら、契約プランの項目だけで足ります。

この分野の言葉

API
自社のプログラムやツールからAIモデルを呼び出すための窓口。契約プランとは別に、使った分だけ料金がかかります。
前払いクレジット
先にお金を入れて残高を作り、使うたびに減っていく支払い方。

契約プランだけを使うなら、枠を超えた分の支払いはオフのままにします。APIを試すなら、低い上限を先に入れてから使います。

契約の種類ごとに、使いすぎを止める設定と注意点を並べた表です。契約プランだけの会社は、『Claude の契約プラン』の行だけを見れば足ります。

契約の種類使いすぎを止める設定気をつけること
Claude の契約プラン枠を超えた分の支払いの設定。初期状態はオフです。オンにすると、枠を超えた分に料金がかかります。クラウド版とルーティンも同じ枠を使います。
Claude の API管理画面で、月の上限より低い独自の上限を設定します。達すると呼び出しが止まります。前払いのクレジットは購入から1年で失効し、返金されません。
OpenAI の API月の上限を設定し、上限で止める設定をオンにします。通知だけでは止まりません。止まるまで時間差があり、上限を少し超えることがあります。

契約プランだけを使う会社

経営者が知っておくこと 対象: claude.ai
定額の枠を超えた分の支払いは、初期状態ではオフ
Claude の有料の契約プランでは、枠を超えた分を支払う設定は、初期状態でオフです。オンにすると、定額の枠を超えた分に料金がかかります。
気をつけること オンにするなら、人が上限額を決めてからにします。
経営者が知っておくこと 対象: 共通
料金はドル建てが多く、請求額は税と為替で変わる
料金の多くはドル建てで、各社の公式の料金ページの基準額と実際の請求額は、税と為替で変わります。単価は本ガイドに載せていません。人が使う日に、各社の公式の料金ページで確認します。
設定する人向け 対象: Claude Code
クラウド版に別料金はないが、並行して走らせるほど枠を使う
クラウド版の仮想マシンの計算に、別料金はありません。利用の上限はほかの Claude の利用と共有し、並行して走らせるほど多く使います。枠を超えた分の支払いを有効にしていると、超過分は課金されます。
気をつけること 同時に走らせる数は、人が必要な分だけにします。
出典: code.claude.com / 関連: AIの仕組み

APIも使う会社

経営者が知っておくこと 対象: API
Claude API は、契約プランとは別の前払い
Claude の API の支払いは、契約プランとは別の、前払いのクレジットです。残高が尽きると、補充するまで呼び出せません。残高の自動補充は任意で、支出の上限も設定できます。購入したクレジットは購入から1年で失効し、返金されません。一部の組織は請求書払いです。
気をつけること 使う分だけ少額で入れます。自動補充をオンにするなら、上限も合わせて設定します。
経営者が知っておくこと 対象: API
OpenAI のAPIは、通知だけでは課金が止まらない
OpenAI の API は、組織やプロジェクトの単位で月の上限を設定できます。上限で止める設定(英語の管理画面では Enforce a hard limit と表示されます)をオンにすると、到達後に止まります。支出の通知だけでは、課金は止まりません。止まるまでに時間差があり、上限を少し超えることがあります。返金の条件は、OpenAI の公式ドキュメントでは確認できていません。
気をつけること 通知を入れただけで安心しません。人が、止める設定がオンかを確かめます。
設定する人向け 対象: API
Anthropic のAPIには月の上限があり、さらに低い上限を自分で決められる
Anthropic の API の利用料には、利用の段階ごとに月の上限があります。管理画面(Claude Console)で、それより低い独自の上限を設定でき、達すると呼び出しが止まります。
気をつけること 試す段階では、低い上限を自分で入れておきます。

画像、動画の生成

経営者向けの要点

画像や動画は、1枚ごとや秒数ごとに費用がかかります。SNS用の画像をまとめて作る日は、ほかの作業の枠が減ります。

経営者が知っておくこと 対象: Codex
Codex の画像生成は、利用枠を3〜5倍の速さで使う
Codex(OpenAI 社が提供するAIエージェント)に内蔵された画像生成は、Codex の利用枠を通常の3〜5倍の速さで使います。無料の契約プランは対象外です。
気をつけること SNS投稿用の画像をまとめて作る日は、ほかの作業の枠が減ることを見込んでおきます。
経営者が知っておくこと 対象: API
画像は1枚ごと、動画は秒数ごとの課金が一般的
画像生成は1枚ごと、動画生成は秒数ごとの課金が一般的で、品質、サイズ、解像度の設定で単価が変わります。単価は、AIモデルごとの公式ページで確認します。
気をつけること 試作は低い品質と小さいサイズで行い、決まってから本番の設定で作ります。

ChatGPT、Codex

経営者向けの要点

ChatGPT も、個人向けの契約プランでは入力が学習に使われることがあり、設定で止められます。

この分野の言葉

Sites
ChatGPT で作ったWebページを公開する機能。
経営者が知っておくこと 対象: ChatGPT、Codex
ChatGPT も、個人向けと事業者向けで学習への扱いが違う
ChatGPT の個人向けの契約プランは、Codex を含めて、入力を学習や改善に使うことがあり、利用者が設定で止められます。事業者向けの Business と Enterprise、教育機関向けの Edu、OpenAI の API は、既定で学習に使いません。年齢の条件は13歳以上で、18歳未満は保護者の許可が要ります。
気をつけること 仕事で使うなら、人が先に、契約プランが個人向けか事業者向けかを確かめます。個人向けなら、設定で学習への利用を止めます。
出典: openai.com / 関連: 安全の原則
設定する人向け 対象: ChatGPT
ChatGPT の Sites は、公開範囲を選べる。削除すると戻せない
ChatGPT の Sites(作ったWebページを公開する機能)は、試験的に公開している段階で、無料の契約プランは対象外です。公開範囲は、所有者と管理者だけ(初期値)から、インターネット全体まで選べます。削除したページは復元できません。止めるだけなら、共有範囲を絞ります。
気をつけること 公開を止めたいときは、削除ではなく、まず公開範囲を絞ります。

まとめ

  • 先に見る3分野の「経営者が知っておくこと」を読み、権限モードと、枠を超えた分の支払いの設定を決めてください。
  • 「設定する人向け」の項目は、このページのリンクごと導入を任された社員か委託先に渡し、設定が済んだかだけを確かめてください。
  • 分からない言葉は用語一覧で引いてください。

よくある質問

ここに書いてある仕様が、実際のツールと違っていました。
ツールの仕様は数か月で変わることがあります。各項目の出典にある公式ドキュメントを優先してください。お問い合わせで教えていただけると、次の更新に反映します。
経営者は、どの項目を読めばいいですか。
「経営者が知っておくこと」の印がある項目だけで足ります。まず「許可と安全の仕組み」「AIに渡る情報と、残る記録」「料金と上限」の3分野を見てください。「設定する人向け」の項目は、導入を任された社員か外部の委託先に渡してかまいません。
仕様を確認する習慣がありません。どうすればいいですか。
確認は、AIに新しい業務を任せるときと、ツールの更新の知らせが来たときの2回で十分です。日常的に見る必要はありません。困ったときに、このページの分野からたどれるようにしておいてください。

「うちの場合はどこから始めるか」を一緒に整理します

本ガイドは、個人事業主や中小企業が、AIを業務に使うための考え方をまとめたものです。読んで「自社の業務ではどうなるのか」と思った方は、お問い合わせフォームから、今の業務と困りごとを教えてください。

出典

仕様を確認した日は2026年9月25日です。記載内容は、その時点の公式情報に基づいています。ツールやサービスの仕様は変わるため、迷ったときは現時点の仕様と各提供元の公式ページを確認してください。

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